はじめに
PS2エミュのPCSX2でスト3 3rdをプレイしており、快適なプレイ環境を模索できたので記しておく。おそらく2Dドット絵ゲー全般に効いてくる設定だと思う。
環境
- OS - Windows10 Pro 64bit build 17134
- CPU - Core i5 4570@3.2GHz 4コア4スレッド
- メモリ - 14GB
- GPU - GTX1060 6GB
- ストレージ - SATA SSD 500GB
- ゲームROM - ISO化
- PCSX2 - ver1.5.0 dev-3006
- 最新版をダウンロードすればどれでも問題ありません。→ダウンロードリンク
- 最初は安定版で試してみるのもいいかもしれません。開発版は設定を詰めてるとPCSX2がフリーズしやすいです。
PCSX2の設定など
- ベンチは春麗・リュウ・ヤンステージがいい。顕著にFPSのばらつきが出る
- グラフィック設定
- ソフトウェアレンダリングよりハードウェアレンダリングで詰める。
- 最近のPCならDX11(HW)を選んでおけば良い
- 3rdは比較的グラフィックの負荷が軽いので、後述するFPSの安定にCPUを回したい
- 内部解像度はNative固定、ウィンドウサイズを広げる(1280x720ぐらい)
- 3rdはドット絵ゲームなので内部解像度を上げると変な線がそこら中に発生してゲームにならない。内部解像度は3Dゲームで効果がある。
- アンチエイリアスも効かないので、画面引き伸ばしでせいぜい720Pぐらいのウィンドウサイズがまともに視認できる解像度
- 他はデフォルトで良い
- スピードハック(設定→エミュレーション設定→スピードハック)
- スピードハックを有効化する
- EEサイクルレートは高くする(2推奨)
- エミュレーション時のPS2のCPU性能を実機より高性能にする設定。処理落ちなどに効果絶大。そのかわりCPUパワーを食うし動作が不安定になる。
- 3rdは軽いゲームなので、最近のCPUかつ物理4コアあれば2にしてもフルパワーにならない
- 高すぎると特定ステージで落ちたりするので、都度調整してみてください。
- EEサイクルスキップは0のままでよい
- VUの処理を奪う設定だが、3rdではVUをほとんど使ってないみたい(プレイ中0%張り付き)なので、あえてスキップする必要はない。
- microVUハックはなくてよい。動作は軽いので安定性を重視。
その他設定など
- Windowsの設定
- 有名なAero3フレーム遅延対策
- Aero3フレ遅延はWin8.1/10でも回避できる(たぶん
- 自分の環境だと逆に不安定になったのでしなくていいかも
- おまじない程度にゲームモード実施のこと
- グラボの遅延設定
- Geforce用の設定だが、参照のこと。結構重要。
- CPUの省電力設定
- 省電力機能でクロックが上下すると動作の引っかかりがでます。電源オプションの電源設定を高パフォーマンスに変えましょう。
- その他
- 3rd特有かわからないがPCSX2の起動時間が長くなるほどFPSが不安定になる。つどPCSX2を再起動したほうがいいと思います。メモリリークでもしてるのかな?
雑記
- 最初プレイしてたころは、PCパワーには余裕があるのに、試合中にFPSが安定せずイライラしていた。検索したらスピードハックの記事があったので実施したところ効果でた。ありがたい。
- i5-4570は割と古いCPUの上位モデルですが、8000番台以上のi3に負けます。それでもフルパワーを使わないので、新しいPCなら設定詰めればキビキビ動くと思います。
- PS2版3rdとXbox版3rdのみ、Arcadeモードのボーナスステージをスキップする設定があります(条件はアーケードモードで全キャラクリア後、OPTIONのSystem Directionの最後のページ)。なぜOE版(PS3)や30th版(PS4/PC)にはこの設定がないのか。理解できない。
0 件のコメント :
コメントを投稿