概要
自転車でコケて鎖骨を骨折したので、治療の経過を記す。同様の事故はよくあることなので、参考になれば幸いです。
- 怪我の詳細は遠方鎖骨骨折(腕の付け根付近で折れた)
- 治療法は手術して骨にプレート埋めて固定、骨がくっついたらプレートを抜く。
- 仕事復帰まで3週間、完治(プレート抜いてその時の手術痕完治)は1年以上。
- 独身一人暮らし。身内は遠方で介護を頼れず。
注意
事故の状況や怪我の具合、年齢体調によって症状や治療方法・期間・費用が違うので、自分で判断せず必ず医療機関の指示に従ってください。
病院の施設・費用、保険の費用・内容は各地・各社によって違うので参考程度に。
事故当日
対向車を避けようとしたらブレーキをかけてしまい、タイヤがロックして落車。右肩から落ちてしまい激痛。
幸い対向車や周りの人にぶつからずただの自損になったのでそのまま帰宅。
この時は事故時の興奮でそこまで痛みが強くなく打撲程度だと思った。病院行こうにも日曜だったので次の日行く予定であった。
事故翌日~入院前日
月曜日、朝起きると肩が激痛で起き上がれない。仕事を休みにして近所の整形外科に行く
頭と痛みのある肩のX線をとったら、頭は大丈夫だったが肩の鎖骨がパックリ割れていた。しかも遠方部の骨折なのでギプスで固めるにしてもうまくくっつくか怪しいのでプレートを埋めたほうがいいとの回答。プレートのほうが復帰も早い(ギプスだと1ヶ月ずっと固定しなきゃいけない)。この時の診察代は初診で5000円ほど。
その整形外科では手術できないので市の大病院を紹介してもらう。この時点で休職確定なので職場に連絡。
翌日火曜日、大病院に朝イチで行ってCT検査。結果、骨折部が前後にずれているので複数の医師の判断のもとプレート埋め込みが妥当とのこと。手術をお願いしたが翌週月曜日午前になる。入院はいちおう身体が動くので前日の日曜日午後になった。退院は3日後の水曜日午前で計4日入院。入院の手続き(誓約書サイン、麻酔の説明と同意、身受人情報記入)と血液検査・尿検査をしてその日はおしまい。このときの診察代は初診で12000円ほど。
この時点で病室を選ぶが、3割負担が効くのは大部屋(4~8人共有)。以後2人部屋、個室、個室の上位グレードとランクアップできるが日額の追加費用が取られ、追加費用には3割負担が効かない。結構高い。短期入院なら大部屋で我慢できると思う。
入院まで丸5日間は家ですごす。怪我した方の腕を伸ばしていれば痛みはあまりしないが、腕を上げると激痛。動かす時は脇を締めて肘を畳むような動作で生活した。下記画像参考。
服はジャケットかフルジップだと楽。頭を通さないと行けない服の場合は、
- 着る時:怪我した腕を通す→頭を通す→残りの腕を通す。頭はさげていいが怪我した腕は上げないよう注意
- 脱ぐ時:頭を脱ぐ→正常な腕を脱ぐ→怪我した腕を脱ぐ。こちらはそんなに苦労しない
風呂は雑菌が多いのでシャワーだけ浴びる。というか入らないほうがいい。傷口は大きくないので石鹸で洗った。
怪我後3日目くらいで怪我した肩・胸全体が黄色に。内出血を起こしてるらしい。また、腕を伸ばしてもコントロールできないタイミングでしびれや痛みが起きる。もちろん激痛。地獄の日々。
怪我後3日目くらいで怪我した肩・胸全体が黄色に。内出血を起こしてるらしい。また、腕を伸ばしてもコントロールできないタイミングでしびれや痛みが起きる。もちろん激痛。地獄の日々。
このタイミングで以下に連絡。
- 自転車保険の会社。運良く入院保険と手術保険がついていた。自損でも使えるとのことだったので助かる(※保険の内容によるので一概にはいえません)。申請書類を自宅に送ってもらった。
- 職場の人事部。高額医療費制度を人事部経由でけんぽに申請してもらう。先に全額払ってあとで還付して貰う方法と限度額まで支払えばその月は無料になる証明書を発行してもらう方法の2つがある。後者は発行に2週間かかるので退院日に間に合わずこの時点では前者を申請した。
が、医療費は後払いできるし、その後の通院費と合算で還付してもらうので両方申請したほうがよい。 - 身内。状況説明もあるが、入院と手術中は身受人の携帯に連絡がいく可能性があるので先に伝えておく。
- 各種入院手続き書類。誓約書と個人情報、入院中のアメニティレンタル申請書など。アメニティは長期入院じゃなきゃ病院がすすめる基本セットを借りたほうがよい。日額500円程度。寝間着・タオル・コップ・歯ブラシ・テッシュ・石鹸がついてきた。
テレビ冷蔵庫は日額500円だが短期入院かつ若い人なら不要。エンゼルケアは亡くなった時の話なので今回は不要。 - アメニティにない入院生活用具。入院案内の冊子に書いてあるものは必須です。
- 下着。Tシャツタイプのほうが服ズレを防げて安全です。寝たきりになるので。着替えるタイミングは少なく長期じゃなきゃ2日分でよい。
- 靴下。入院中は手術用の靴下履くので長期じゃなきゃ2日分でよい。
- 電動ひげそり。手術前に剃るよう言われるので必須。レンタルはクソ高い
- かかとのある履き物。クロックスのパチモノで十分。むしろそれのほうがいい。入院中に出歩かないけど履きたくなる場面が何度かあるのでスムーズに履けるものがよい。
- スマホとモバイルバッテリー。金払わないと充電できない場合があるので大容量のバッテリーはあったほうがいい。スマホは場所とタイミング選べば院内・病室で使えるしWifiも最近の病院なら完備してます。
- 髪とかしのくし。寝たきりかつシャワー浴びれないので髪がくしゃくしゃになります。
- 小さい本(小説)。入院中かなり暇になるのでスマホ1日中触るわけにもいかず別の暇つぶしが欲しくなる。病院にも本があるけどコロナで貸出禁止になってる場合あり
- 耳栓・アイマスク。耳栓は同室人のいびきと会話対策。アイマスクは消灯前に寝たい時。消灯が夜10時と遅いので意外と欲しくなる。100均で十分。
- 逆に要らないと思う入院生活用具
- 上着。入院日と退院日ぐらいしか着ないので入院日の服でよい。
- 食料・飲料。食べるとトイレ行きたくなるが、手術後は激痛でトイレに行くことすら嫌になるので我慢したくなる。欲しかったら自販機で買えばいいしお茶や水は無料でもらえる。院内食できっちり管理されてるので腹は減らない。動かないし。
- タオル。アメニティ借りてたら使わない。意外とかさばる。
- 紙パンツ・紙おむつ。手術の時必須だか介護でもしてなきゃ普通持ってない。病院の人が1着単位で買ってくれる(1着130円)ので不要。
その2につづく。
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